「多量見の末路」

 昨日は10日のアニメ誌発売日でしたが、ママレも、ウルマニも特に新情報がなくて何も書けない罠。今日は時間はあるけど書くことがないなァ…とか思ってたんですが、

 やっとこWeb-Newtypeが更新されてました。

 「3月下旬公開!」が3月過ぎたら「4月上旬公開!」になってて、そろそろ4月上旬も終わりやなぁ、とか思っていたところでした。さすが92本ともなると膨大で、読むだけで2時間近くかかったさ…。

 公開が遅れたことを有無を言わさず納得させられる文章量でした…。つか1週間のアニメの感想書くのにひと月ほどかかっていた計算になるので、毎回この量ほどの感想を書くのはやっぱり無理なんだなぁ…と、週60本ほどアニメを見つつ、毎度薄い感想しか書けない光希桃は思うのであった。

 内容濃いのなんて書いてられないよ!

 書きたいんですけどね。少なくとも、アニメの歴史や業界についての知識はさほど持っていないので、今回のあすか正太氏のような切り口では書けませんけども。

 見てて巧いと思ったのは、特におもしろくもない作品の感想の際、その作品(回)自体にはほとんど触れず、それ系のアニメの話に持っていって、あんまりおもしろくなかったことを書かずに終わらせているところ。まぁ1週オンリーの感想だから使える手ではありますが。記事の性質上、「つまらない」とは書けないのを巧く逃げていると感じました。

 そして、それを見透かした読者に対し、アニメの楽しみ方は人それぞれで、自分が楽しめないアニメもある(意訳)<ここでの語り
 とか書いておくわけです。うまいなぁ。

 つかその辺は私もよく書くネタなんですが、「いかにしたら(考え方、見方をどういう方向にすれば)、番組を楽しめるか」というミッションをクリアすれば、(1人でもおもしろいと思っている人がいるならば)どんなタイトルでも楽しめるわけです。

 つまらん言う前に、楽しむ努力をしろ!

 とか言いたくなることもありますが、そこまでして楽しまなければならない義務もないわけで。

 私だって、全作品ちゃんと楽しめているかといえばそうでもないわけで。そもそも「多量見」の時点で、個々の作品世界にどっぷりと浸かれない、ある意味不幸な環境にあるとも言えたりするのです。

 感想サイト巡ると、自分の数倍に作品を楽しんでいることがわかるコメントとか見られたりして、そのたびにちょっと悔しくなったりするわけでして。(同時にそこで「楽しみ方」を学習していくわけですが)

 私は、アニメが好きなのと同時に、アニメを楽しむこと自体も好きなんだなァとか思ったりして終わっておく。