反応

 自分にとってアニメは食事より空気だなぁ。おいしい空気が判別できるにしても、おいしくなくてもいいというか。最低限何でもいいから吸わないと死んじゃう。吸って臭くても吐き出せないでしょ。
 意識して息を吸うことはそうはないわけで。感想を書くにしても書かないにしてもアニメを見ることは変わらないと、ここ数年感想をあまり書かない生活に戻って思った。おもしろいとかおもしろくないとか好きとか嫌いとか、そういうことはすごく些細なことに思えるようにだいぶなったきたよ。見るのに理由はいらない。見られるものを見られるだけ見る感じ。空気が薄くもないのに懸命に求めることもないので、(手間的に)見づらいものは敬遠するかも。ネット配信とか、VODとか、単館上映とか…。懸命に見るための行為をするのはとても面倒に感じる。
 映画館に行くと軽く疎外感があるのはそういうところにもあるのかな。懸命に見に来た人用な感じがさ。
 ちょっと話がそれたかな。何というか、アニメに対して負の感情を持たないようにする風。受け入れて、認めるところから。
 でもまだまだ吸ったら死ねる毒ガスがあるんだよなァ。毒ガスが吸える境地はまだか。