何か愚痴る日

 自分がはじめた頃は探しても10サイトぐらいだったのになー。…と古い話をしたいわけでもなく。
 これだけ多いと、「感想」というひとくくりではなく、さらなるくくりでもっと落ち着くコミュニティ内に収まりたいかもと思う今日この頃。
 感想サイトが多いのはいいけど、つまるところナビゲーション不足なんだよな。取り扱い作品、感想頻度、文体、視点…そういった内容からの検索システムや、ユーザー傾向から導きだすおすすめサイト提案とかその辺がないと、自分の昔からの行きつけをぐるぐるするか、膨大なサイトの海で溺れるかの2択になってしまう。
 どこかに救世主はいないもんか…。
 最近、自分は無職してる方が世の中のためになるんじゃないかと思ってしまうことが多い。単に怠けたい病なだけだし、実際はそうでもないんだろうけど、家に引きこもって金にもならないやりたいことはたくさんあるわけで。
 まぁ無職状態になったところで、見るアニメが80本とかあるんじゃ、結局これといってできることは少ないんだけどね。
 休息の域を超えた娯楽の時間って、社会的に見ると「経済的損失」にあたるような気がしないでもない。消費して金を回すことはしていることもあるかもしれないけど、そもそも働いて生産を増やすことの方がおろそかになってる…ということはないのだろうか。少なくとも自分はアニメを見る時間を捻出するために、いくらかまじめじゃない社会との関わり方をしているし。
 そういったアニメやゲームがあふれかえることによる「損失」に目を向けてみると、アニメは本数を減らした方が全体的な儲けは増えるんじゃないの? と思ってしまうよね。働かず学ばず家にいても1日が長いだけでおもしろいことは特にない…という状況ならば、ヒマつぶしにでも働く人は多いと思う。現状は、家にいればいるだけやれることがある、楽しいことがある…そんな状況。それではやる気も出ませんよ。足りているなら、求めない。
 つか積ん読積みゲー、溜め録り…って明らかに供給過多だよね。それほど必要に迫られていなくて、それほどやりたくもないのに、そのせいでやりたいことができない状態って、何かアンバランス。
 娯楽は高価で少量の方が、たぶんうまくまわるよ。全員が同じゲームやって、同じアニメを見るぐらいでさ。(それを懐古主義という