終わらない最終回

  • エンドレスオチ

 今(現状)がそれ以降も延々と続いていくことを示唆する終わり方。長寿番組などに多い。最終回付近では、その現状が崩れそうになるエピソードを入れることが多い。

  • 無限ループオチ

 いわゆる「ふりだしに戻る」。初回と似たようなシチュエーションが描かれて終わる。最終回に限らず通常の話でも使われるパターン。

 「俺たちの本当の戦いはこれからだ!」で終わる。いわゆる打ち切りだけど、それまでの膨大な伏線を処理できなかった結果こうなる。取って付けたようなラスボスを倒して何となく盛り上げてから終わることが多い。

  • ごめんなさい最終回放送できませんでした

 どう見ても通常話で終わる。放映される話数を考えられなかった結果、もしくは大人の事情。地域によってちゃんと最終回が放送されたり。

  • 続きはDVDで!

 いわゆるあのね商法。放送をそこで終わらせることは計算づくなので、微妙に気になることだけ残して終わる。

  • 続編をお楽しみに!

 だいたいの部分はちゃんと終わるけど、いくらか伏線が残っていたりしつつ、次シリーズに出るであろうキャラをちょい出ししたりして終わる。「続きを作りたい」という意思の表れであることも多いので、DVD等の売り上げが好調だと本当に続編が作られることも。

  • 続きは映画で!

 最終回で「劇場版制作決定!」と出るアレ。見てる人はもちろん苦笑する。他の「続きは〜」系よりはTVシリーズ単体できちんと終わる傾向がある。

 TVアニメの場合「終われない」のは原作の都合であることがほとんど。原作連載中の作品では、きちんと終わらせることはとても難しい。エンドレスやループになる場合は特に。そしてそれはまた原作ストックが溜まったら再アニメ化というたったひとつの希望でもある…のかも知れない。
 原作の連載に追いつきそう→オリジナルで時間稼ぎ→TVアニメ人気低迷→ろくでもない最終回で終了…
というパターンにはあまり陥ってもらいたくないものです…。長く見てただけに、ダメージ大きいから…。